福祉のお仕事に就かれている職員さんに
突撃インタビューしました。
現場のリアルな声をお届けします!
子育ても仕事も! 両立しやすい介護の仕事
病院から在宅への復帰を目指す65歳以上の方が一時的に過ごす施設です。再び自宅で過ごす日に向けて、医療ケアやリハビリ、日常生活の介助などを受けながら生活します。
祖母の介護をきっかけに介護の道へ
- 平松さん
-
まず、介護の仕事を志したきっかけをお話しいただけますか?
- 小島さん
-
祖母と一緒に住んでいたのですが、私が中学生のときに脳梗塞で左半身まひになり、入所施設で生活することになりました。
一時帰宅した際に父や母がケアする様子を見て「私も力になりたい」と思い、高校卒業後にリハトピア・フェニックスのあるフェニックスグループに就職しました。入社して19年になります。 - 平松さん
-
将来の方針を決めるのが早いですね。
そして介護一筋で20年近く働かれるとは天職に感じます。 - 小島さん
-
この間に結婚、出産をし、小学6年生と5年生の子どもがいます。子どもが1歳になった時に時短勤務で仕事復帰しました。
小学校に入ったぐらいでフルタイム勤務に戻しましたが、今でも日勤(8:30~17:30)のみの勤務にしてもらっています。
施設内の託児所と学童を活用
- 平松さん
-
年子のお子さんがいて、1歳で復帰とは大変でしたね。
- 小島さん
-
育休中は「社会から取り残されているのでは」という焦りから、早く復帰したいと思っていました。
当時は保活が激戦だった時代でしたが、フェニックスグループには託児所がありますのでそういった心配もなく、スムーズに復帰できて良かったです。
夫の両親と同居していまして、助けてもらうこともあります。 - 平松さん
-
職場のサポートに加え、義理のご両親の存在も心強いですね。
お子さんたちは、お母さんの仕事についてどんなイメージを持っていますか? - 小島さん
-
託児所にいるときは、例えばハロウィーンの時期などに仮装して保育士さんと一緒に施設内を回ったりしていましたので、物心つく前から介護施設がどんなところなのか、私がどんな仕事をしているかということは何となくわかっていました。
- 小島さん
-
3歳以降は地域の保育園に入れたのですが、土日祝日に託児所を利用することもありましたし、小学4年生までは施設の一角にある学童保育を利用することもあり、施設は言わば「第二の家」。仕事への理解があってありがたいですね。
- 平松さん
-
託児所も学童保育もあるからこそですね。
理解してもらえていることは力になりますね。
ひとりじゃない。チームだから頑張れる!
- 平松さん
-
話は変わりますが、どんなところに仕事のやりがいを感じますか?
- 小島さん
-
リハビリを頑張って元気になって自宅に帰っていかれる姿を見られること、その後にお会いした時などに「あの時お世話になってよかった」などと言っていただけるとうれしいですね。
また、体操や作業活動などレクリエーションなどで利用者と話をすることが楽しいです。 - 平松さん
-
介護職はとても感謝されるお仕事ですよね。
- 小島さん
-
当たり前のことをしているまでですが、「ありがとう」の言葉はやっぱりうれしいです。
また、利用者のご家族から感謝の言葉をいただけると「私たちの仕事がしっかりと伝わっているんだ」と、うれしさはひとしおです。 - 平松さん
-
大変なことは?
- 小島さん
-
若い頃と比べて体力面は大変になりました。 特に真夏の入浴介助なんかは汗だくで正直、大変です。
しかし、全く嫌ではありませんし、やってみれば楽しく感じます。
長年の経験がありますので、お風呂に入れる順番等を調整するだけで疲労も軽減できます。
- 小島さん
-
よく介護職は「大変」だと言われますが、先輩や後輩などと一緒にチームで動いていて、つらい時でも助けてくれる仲間がいます。
仲間意識は他職種よりも強いのではと思っています。 - 平松さん
-
「大変」というワードがどうしても先行しがちですが、確かに一人でやるわけではありませんからね。
人との絆を感じます。 - 小島さん
-
仲間と一緒に頑張れる良い仕事ですし、働きながら国家資格「介護福祉士」を取れば専門性を究めていくこともできます。
私も育児の合間をぬって勉強して合格することができましたよ。これからも介護一筋で頑張っていきます。 - 平松さん
-
小島さんのような同僚がいると楽しいでしょうし、利用者の皆さんも心強く感じていることと思います。
本日はありがとうございました。