「あなたの知らない福祉の世界」気になるTwitterを深掘り! #4

岐阜県福祉人材総合支援センター公式Twitter「ぎふ福祉の魅力情報BOX」では、介護・福祉の施設で活躍される職員さんや介護を学ぶ方々が、日常のステキなワンシーンや、様々な取り組みを投稿しています。毎月、もっと知りたい気になる投稿をピックアップしてご紹介します!

今回は「特別養護老人ホーム喜久寿苑(岐阜市)」施設長 川上工輔様にインタビューしました。

2023.2.28投稿

『職場のバレンタイン』
#職場 #バレンタイン #バレンタインカレー #活力
女性スタッフの皆さんから、バレンタインとして男性スタッフに「お好きな CoCo 壱メニューを💛」とのことでいただきました。理事会の前に、午後からの活力になりました💪
来月の男性陣からのお返しに、これから気合いのリサーチをします!
喜久寿苑 川上

職員さまたちの仲の良さがうかがえるツイートで、実際の様子が気になりましたので、投稿された施設長の川上様にお話をお聞きしました。

センター🎤:Twitterでは、過去にも楽しそうな職員さまたちの写真が印象的な職員旅行の話題などもご紹介いただきました。法人様として、働きやすい職場を目指していることがうかがえますが、川上様が施設長として取り組まれていることはあるのでしょうか?

川上様🎤:働く環境として【オン・オフ】の切り替えができる場所の整備、整理整頓が伴うようにも心掛けています。特別養護老人ホーム喜久寿苑も開設45年が経過し、既存部の古さは否めない個所もありますが、「古い」と「汚い」は違うという考えのもと清掃が行き届いているか毎日確認はしています。

また、法人としては、介護の仕事内容は事業種別・職種ごとに介護保険法で定められており、体制の整備と対応に大きな違いはありませんが、大切な人材の確保と定着のために、いかに福利厚生を充実させるかが重要と考えます。福利厚生の年度メニューの設定とその実行内容に、職員親睦会の位置づけは非常に重要となっています。

センター🎤:人材確保と定着の取り組みを重要視されていらっしゃるのですね。千代田会様は「岐阜県介護人材育成事業者認定制度」や「岐阜県ワーク・ライフ・バランス推進エクセレント企業」に認定されていますが、特に力を入れていらっしゃることを教えていただけますでしょうか。

川上様🎤:施設運営において職員がずっと働きたいと感じられるために、透明性のある人事考課制度での評価、評価に対する賞与、また役職への昇格を当たり前のこととし、法人規定も常に世の中の状況に合わせて変更・追加し、社会福祉法人が独特の運営ではなく、一般的な思考であり続けるように心掛けています。

センター🎤:人事考課制度を職員さまにわかりやすくし、努力の結果に応えることで働きがいにもつながっているのですね。また、常に世の中の状況に合わせて法人運営をしているということですが、身近なところではどんなことを実施されているのでしょうか。

川上様🎤:例えば法人ホームページのブログ、インスタグラムの更新頻度の意識を高くもち、また、事業計画から事業報告、財務諸表の情報公開も平成24年以降継続して充実化させています。そのために岐阜県、岐阜市の各種認定評価制度事業にも積極的にチャレンジしてきました。

センター🎤:施設内外の方々が、施設の様々な情報を共有できるのですね。日々のお忙しい業務の中、施設の様子がわかるブログが頻繁に更新されていました。

ところで、福利厚生を充実させることが大切だとお話しいただきましたが、例えばどのような制度がありますか?

川上様🎤:令和4年10月に創設された育休制度「産後パパ育休」を出産前から対象職員に活用を伝え、職場内でも制度に理解があり皆が歓迎し、早速令和5年3月に利用してもらえました。

センター🎤:新しい制度を取り入れ、すでに、ご利用された職員さんもいらっしゃるのですね✨制度を利用しやすい環境に整えることが大切なのですね。

最近、特別養護老人ホーム喜久寿苑さまが増床されたと伺いました。ますます業務拡大中でいらっしゃいますが、介護施設としてのあり方など管理者様としての思いをお聞かせください。

川上様🎤:おかげさまで法人設立45周年を迎えた同年、令和5年4月に増床部が開設致しました。入所定員が100名に、ショートステイ利用定員が15名となり新しい職員も迎え入れています。

地域の団塊の世代の方々が、今後しばらく介護保険事業所をご利用されていく中で、お元気なうちから在宅生活を継続していくために、小規模多機能ゲストハウスごうどをご活用いただき、その先は隣接の特別養護老人ホーム喜久寿苑のご利用に繋げていただければ幸いです。

小規模多機能型居宅の運営においては、「通い」「泊まり」「訪問」3部門を利用者様に合わせてご本人、家族様と相談しながらご利用いただき、開始時は無理な頻度では予定せず、慣れてみえた段階で追加・変更を気軽に申し出いただけるようにお伝えしています。可能な限り追加・変更にお応えできるよう調整しています。

センター🎤:特養や小規模多機能型の施設があることで、ご利用者様の様々な状態に対応でき、無理なく計画を立てられるのですね。

川上様🎤:また、施設での日常においては、利用者様の外出を平日の中で天気や外出先の混み具合、見頃のタイミングを図り計画、実施をしています。

センター🎤:そのような利用ができれば安心ですね。長く地域社会に貢献され、今後も増加する介護需要に応え、利用者様・ご家族様に安心をお届けしていることがわかりました。

川上様、本日は貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました。

 

<事業所からのPR>

私たち社会福祉法人千代田会は、岐阜市内に高齢者分野5事業/3事業所を運営しています。

その中で、利用者様・家族様のサービス利用に対する満足度と職員の働く満足度はイコールでありたいという考えのもと職場環境、福利厚生の整備も常に意識しています。

高齢者の方々が生活の中で介助、介護が必要になった際、ご縁あって私たち社会福祉法人千代田会が関わらせていただくことになり、その後ご安心いただけますと幸いです。

法人公式ホームページ 社会福祉法人 千代田会 (chiyodakai.or.jp)

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